2021/04/02 16:52
【岡半の造花】
4月1日(木)~5月31日(月)まで店舗・オンラインにて販売
造花師・岡田雄二氏のつくる、“盆栽小鉢”はリアルとは違う魅力がつまっています。
思わず触れたくなる松のふんわりした様子に思わず笑顔になってしまうような癒しを感じませんか。
ー造花を極める職人
岡半は大正11年に浅草で創業しました。先代より節句人形の造花や、祭礼用、寺社仏閣での装飾用として、どの時代もあらゆるシーンに華を添えて活躍をされてきました。現在、三代目となる岡田雄二氏によって、これまでの造花の概念を覆すような、これまでにない商品が生まれています。
造花ということで原料は布や綿などの繊維からつくられています。松の葉の部分は、白い糸を緑に染色し、束ねたものをコテの熱を使って丸みのあるかたちへと作っていきます。幹の部分には染料を塗り、苔をふることで古木の風合いが表現され、盆栽の風格が見事に表現されるのです。
おうち時間が増えたことで、室内で植物を育てる人も多くなりましたが、意外と育てることの難しさを感じた方も少なくはないのでしょうか。岡半の盆栽小鉢は造花なので、育てる手間をかけずに、飾るだけで簡単に雰囲気を変えられます。和室に限らず洋室へ飾って、和モダンの空間を演出してくれるので飾る楽しみが広がります。
―ゆらぎ盆栽
松や椿がワイヤーで繋がれていて、天井から吊るすと、ほのかにゆらぐように動くモビール型の盆栽です。“置いて飾る”→“吊るして飾る”の発想には驚きです。和洋室問わずに飾れて、場所を取らず空間を演出できるのも魅力です。
全部で松・椿・藤・桜の4種類が用意され、それぞれに異なった魅力があり、季節ごとに変えて飾りたいほどです。
盆栽というと、ご年配の方の趣味で庭先に鉢が並んでいるイメージが思い浮かびますが、近年では、若い世代から、国外にまでも盆栽人気が高まっているそうです。興味はあるけど敷居が高く手を付けられないと感じている方にもぜひ、岡半の盆栽小鉢はいかがでしょうか。職人がひとつひとつ手作業でつくるので、同じものが一つとなく、本物の植物を選ぶような楽しさもあります。
《岡半のホームページはこちらから http://www7a.biglobe.ne.jp/~okahan/》
▲岡半の当主、岡田雄二氏
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